11月 15, 2022
改めまして、BANDAGE beauty clubバンデージビューティクラブの迫田と吉田です。バンデージビューティクラブは、2015年(約6年前)に、”日本の伝統技術を広めたい” ”環境に配慮された持続可能なものを残していきたい”という想いを持ち始め、その思いを形にしスタートさせたブランドになります。
「日本伝統の天然染色技法」と「有機農法によるオーガニックコットン」を活かしたモノづくりでは、製造過程も試行錯誤の連続で、研究を何度も重ねてようやくたどり着いた”新しいエシカルアンダーウェア”になります。
製品の原料も加工も、農薬や化学薬品を一切使用しない、脱大量生産型の製品として、注文ごとに生産をさせていただきます。その分皆さまのお一人お一人に向けて、良質成分でつくられた製品を丁寧に作らせていただきます。
一般的にある見込み在庫を過剰に持つ、大量生産型の製品ではありません。
環境破壊に繋がるケミカルな製品づくりを出来る限り回避した製品を皆さまにお届けしていきたいというブランドの理念があるからです。
①大量販売を目的とした製品企画と生産→(売れないと大量の廃棄処分)
⓶薬品染色による大量生産→(薬品染料により川や海に汚染を引き起こす)
③大量に残った商品在庫→(焼却処理で大量のCO2を排出する)
このように私たち自身も”売上の市場競争に勝つ為”と”製品原価を下げるための大量生産”を目的としたブランド作りに長年関わってきたことは、改めて自分達の中に大きな反省としてあります。
そんな中で、本当の意味でお客様ファーストで考えたときに、
「環境破壊から脱却した人にも環境にも優しいモノ作りとは何か?」また
「長くつき合える製品づくりとは何か?」
から生まれた製品がバンデージビューティクラブのサスティナブルアンダーウェアになります。
①世界基準GOTS認証の無農薬オーガニックコットン100%を使用
→仮に製品が廃棄されても全て「土にかえる」ため土壌汚染も起こしません。
②特許出願による最新の「天然染色100%技法」を採用
→染色過程で薬品不使用。そのため海洋汚染もつながりません。
③受注生産による製造で、大量生産による過剰在庫を回避
→大量の廃棄ロスを回避した脱CO2につなげたモノ作りをしています。
ある調査機関によると、アパレル業界に占める二酸化炭素排出量は、世界全体の排出量の4%~5%と言われています。凄まじい量の排出量になります。
これらを少しづつでもいいから我々一人一人が環境破壊を削減していく循環型(サーキュラーエコノミー)の製品づくりに貢献していかなくてはならないと思います。
昨今、「リサイクル」「アップサイクル」なども含めた循環型の製品も増えてきていますが、本当の意味での環境に配慮したモノ作りとは、
”脱廃プラ(プラスティック)”を含めて、土壌汚染や海洋汚染を起こさないモノ作りではないかとなと思います。
実際にプラスティックをリサイクルやアップサイクルすることは原料寿命の循環にはなりますが、再度大量にモノを生産することが、果たして地球の生態系を含めて本当の意味での環境改善となるのかは、少し疑問もあります。
バンデージビューティクラブには、「リサイクル」「アップサイクル」の製品理念はありません。あくまでも”人と環境に配慮して、少しでも長くご利用いただく”ための製品づくりをしていきます。
サスティナブル(持続可能な)モノ作りと製品提供の考え方は、世の中様々ですが、本当の意味で「人に優しい製品とは何か?」を皆さまのご意見も頂きながらブランドを育てていきたいと思っております。
ブランドの情報や製品のお知らせなどを引き続きこちらのニュースレター綴ってまいりますので、お気軽にご覧頂けますと幸いです。
ここまでお読み頂きありがとうございました!
ーバンデージビューティクラブ スタッフ一同ー